冬場は飛行機から「ブロッケン現象」を見るチャンス!

自分が乗った飛行機の影が雲に映り、その回りを虹色の輪が取り囲んで見える現象、
それが「ブロッケン現象」と呼ばれるシーンだ。
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2011年2月14日 伊丹発羽田行きANA24便、B777-300機56A席から 

「グローリー」、「光輪」、「ブロッケンの妖怪」とも呼ばれるこの現象。
ドイツのブロッケン山で、峰に立った自分の背後から太陽の光が差し、
前方の雲(霧)に映った巨大な自分の影の周りに、虹のように環がよく見られたことから、
この名が知られるようになったそうだ。

同じような高山や飛行機からも見ることができる現象で、
日本では仏の背後の光環を思わせるので、ご来迎(らいごう)ということもある。


飛行機からブロッケン見るための条件は二つ。

その1)太陽とは逆側の窓際席に座ること。
北半球の場合は北側の窓、すなわち伊丹→羽田ならA席、羽田→伊丹ならK席に座ること。
お昼前後の時間帯のフライトなら、ほぼ真横の位置に影ができるはず。

その2)影を映すスクリーンとなる雲が広がっていること。
薄くじゅうたんのように広がった高層雲がベストだが、
積雲や雨を降らす乱層雲の上にも見ることができる。
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2007年10月31日 伊丹発羽田行きANA26便、B777-200機43A席から 


このブロッケン現象、実はこれから冬場にかけて太陽高度が低くなる時期が狙い目!
夏場は太陽高度が高く影が飛行機の真下にできてしまうので、
窓に顔を押し付けるようにして下を覗き込まないと見つけられない。

しかし、冬場は太陽の光が斜めからあたるため、
自機の影は離れた場所にでき、ブロッケン現象を見みつけやすくなるのだ!

北側の窓側席でフライトするチャンスがあれば、
ぜひブロッケン探しにチャレンジしてみて!
運が良ければ「妖怪」に出会えるかもしれないよ。


▲こちらは羽田空港へのアプローチ映像。
自機の影が近づいたり遠ざかったり…
虹色の環、ブロッケン現象も!


日本の空を、楽しもう!

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by airbornjapan | 2017-03-01 14:27 | 虹色の空 ブロッケン | Comments(0)