飛行機の座席はぜったい窓側。
ただし、前方の窓側席は早々に指定されている(もしくはお得意様用にキープされている)ケースも多い。
チケットを予約して座席指定をしようにも、窓側は後方しか空いていないことがほとんど。
だから私の写真には主翼が写っているカットが多いのだ(汗)。
しかし、悪いことばかりでもない。
後方席でしか経験できないこともある。
そのひとつが“水平尾翼”だ。
飛んでいる飛行機から、自機の水平尾翼を見たことはあるだろうか?
機体の形や尾翼の一によっては物理的に見られないケースもあるだろうが、
B777の場合は窓に顔を塚づけて、振りかえればそこに尾翼がいる。
▲これは主翼ではなく、水平尾翼
ANAの777-200のシートマップをみると41列から後方は窓側席が2席になっているのがわかるだろう。
B777の後部は絞り込むように狭くなっているので、このシートからは水平尾翼を見ることができるのだ。
この席から広角系のレンズを用いて機外を撮ると、主翼と尾翼の両方をおさめたカットになる。
「ふーん」と思われるかもしれないが、まぁこんな楽しみ方もあるってこと。
後方座席に座ったら、前ばかりではなく後ろも振り返ってみると面白いシーンに出会えるかも!