ダウンバーストを発生させる積乱雲、飛行機から眺めてみる

関東地方に突風被害をもたらしたのは竜巻ではなく、
積乱雲から吹き下ろす「ダウンバースト」が原因だったみたい。
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▲2010年8月26日、羽田から伊丹へ向かう機上から。
関東地方上空で発達した積乱雲が夕陽に染まって美しい姿をみせていた


地表の暖かい空気が上昇して成長する積乱雲。
上昇する空気が渦を巻いたのは「竜巻」だが、
上空で氷や雨粒がつくられ、重たくなった空気の塊が
猛烈な勢いで落とされてくるのが「ダウンバースト」だ。

地上の建物や木々をなぎ倒すダウンバーストは飛行機にとっても非常に恐ろしい敵である。
着陸間近で高度を落としている飛行機がダウンバーストの下降気流を浴びると、
立て直す時間もなく地表にたたき落とされてしまう。
実際に大きな事故も起きているし、
広島空港でのアシアナ航空機事故もダウンバーストが影響しているとの報道もある。

そのため、空港周辺には気象観測用の「ドップラーレーダー」が設置され、
事前に警報が発令されるシステムが作られているのだ。

気象庁のホームページ


上昇する空気の流れもあれば、逆に下降する空気もあり、
まさに嵐が渦巻いているのが積乱雲。
しかし、飛行機の窓から眺めていると、時に美しい姿をみせてくれることもある。
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▲2007年7月26日、関西から那覇へ向かう機上から。
太平洋上にはたくさんの積乱雲が建ち並んでいた、、、


梅雨が明けると、積乱雲が立ち上がる夏空の季節になる。
フライト中に出会う機会があれば、自然の驚異に畏怖の念を抱きながらも、
その姿を静かに見守っていたいと思う。


日本の空を、楽しもう!





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by airbornjapan | 2015-06-18 04:22 | Sky | Comments(0)