2016年6月16日、久しぶりの東京往復フライト。往路のNH16便はB787-9(JA833A)、雲海から頭をのぞかせる富士山と、日本刀のような「反り」をもつ翼のコラボもみられて楽しかったのだけど、ひとつ残念なことが。。。
以前も書いたことがあるのだが(
こちら)、787-9の窓側A席には足元にとても邪魔な鉄の箱が鎮座している。まるで外付けハードディスクな物体に、またもや遭遇した。
▲左脚がぶつかる…脚を伸ばすためにはカラダをねじらなければならない
▲B席の上から広角レンズで。AとBの間には広い空間ができるが、隣席の人と脚がぶつかると気まずい空気が流れそうだ・・・
▲DFG席にも2つの“外付けハードディスク”が…
チェックしてみるとA席だけだはない。図面のように3×3×3のシート配置になっている国内線仕様のB787だが、A、B、D、G、J、Kに鉄の箱が設置されていることがわかった。
「これは何? 787だけなの?」とCAさんに尋ねたところ
「電子機器が入っています、B777にもついていますよ」…
やはりハードディスク? いや、さすがにそうではないようだが、何が収められているかはCAさんもご存知なかった。
しかし、B777にもそんなのあったっけ? と思い、復路のNH33便B777-200(JA701A)で座席の下をみると。。。
あったよ、、、!
▲ABCのブロックにはB席にだけ設置された黒い鉄の箱。 ▲DEFGのブロックには、DとFの2箇所に設置されている。 こんな箱、以前はなかったように思うのだけど、気がつかなかっただけなのか? どうも後付けっぽいので最近設置されたのではないかと思う。
IFEと呼ばれる機内のエンターテイメント機器(IFE In-Flight Entertainment)が収められているようだが、ANAの国内線には座席モニターなどはついていない。せいぜいオーディオのみだ。音楽を聴くためにこの箱なのだろうか?? 何が入っているかご存知の方は教えていただけるとありがたい。
いすれにしても、1時間程度の国内線ならなんとか我慢できても、長時間の国際線フライトでは結構カラダにつらい“拷問フライト”になりそう。。。限られた空間だからこそ、もう少しカラダに優しいインテリアセッティングにしてほしいものだ。
▲復路の44A席からみた奈良盆地。田に水が張られ、いよいよ田植えの季節をむかえている。二ヶ月もすると一面が緑の稲で覆われるだろう
脚が伸ばせないこともあるけれど、それを癒やしてくれる景色があるから…
日本の空を、楽しもう!!