2017/11/17 昨日の夕方の空、大阪では「日暈(にちうん、ひかさ)」と「幻日(げんじつ)」、そして「環天頂アーク」が薄っすらと観測できた。
こちはが日暈と幻日。ハロとも呼ばれるが太陽を取り巻く光の環が日暈。ハロとか、22度ハロとも呼ばれる。
太陽の右の円弧上で、ひときわ輝きを放っているのが幻日。条件が良ければ、もう一つの太陽かと思うほどの虹色の輝きを見せてくれることもある。
そして、こちらが環天頂アーク。太陽の真上、天頂の位置で少し円弧を描くように虹色の帯となって輝くのが特徴。別名「逆さ虹」。虹とは逆に赤色が下を向いている。
日暈、幻日、環天頂アーク。
いずれも高い空に浮かんだ氷晶で屈折された太陽の光のが見せてくれる光学現象だ。
高い空に氷晶が漂っているのは天気が崩れる前触れ。そして飛行機曇が発生する条件とも同じだ。セオリーどおりに、今朝は雨だね(^^;;
飛行機曇を見かけたら、太陽の周りを見回してみて! 日暈、幻日、環天頂アークといった「虹色」に出逢えるかもしれないよ♫
日本の空を、楽しも‼︎