<   2017年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ハミングバード・ディパーチャー。

とってもかわいいネーミングだよね♫

実はこれ、羽田空港で北風運用のとき、早朝3便のみに許可された珍しい離陸方法のこと。

▲武蔵小杉のマンション群をバックにハミングバードディパーチャーを行うB787


通常、騒音対策のために北風運用時の離陸は34R(C滑走路)と05D滑走路)を使用する。離陸後はできるだけ海上を飛行するためのルート選択だ。

▲34R(C滑走路からの離陸ルート例)
a0226258_21442608.png
▲05(D滑走路からの離陸ルート例)

ただ例外として早朝便、しかも低騒音機の3便に限って許可されているのが、34LA滑走路)から離陸するハミングバードディパーチャー。離陸後、上昇しながら左旋回をして、大田区の上空を通過して西日本方面へ向かう飛行ルート。住宅などの上空を通過するから、ラッシュ時に限り例外的に認められているというもの。ハミングバードとはハチドリのことなので、ハチドリの羽音のように静かに飛ぶからこのネーミングなのだろうか?

a0226258_21460485.png
a0226258_21464991.png
a0226258_21470559.png






実は、羽田空港内の展望デッキから、富士山を背景に入れた離陸写真を撮ろうと思うと、この3便が唯一のチャンスなのだ!

a0226258_21490931.jpg
a0226258_21495160.jpg
a0226258_21493585.jpg

写真は2017211日に撮影したもの。東京出張の際に、羽田空港内のホテルに泊まって、第1ターミナルの展望デッキに早朝出撃した写真♫ JALB737、エンブラエルANAB7873機が続けざまに離陸していった


富士山とピッタリかぶらなかったのだけど、雰囲気は分かっていただけるだろう。



しかし、この離陸方式が見直されようとしている。

大田区の広報ページによると、廃止されることは既定路線であり、できるだけ早期の実施を国土交通省に働きかけているということ。


羽田空港の離着陸コースは、2020年のオリンピックにむけて増便をはかるための新ルートの検討が始まっている(こちらの記事参照してね)。


こうした動きの一環として、ハミングバードディパーチャーが廃止される日が、意外に早くやってくるかもしれない。。。もしも、北風の日の早朝、時間は7:30少し前、羽田を訪ねるチャンスがあるなら、しっかりと目に焼き付けておいた方がいいと思う。



羽田で富士山バックの離陸写真を撮るのは今しかない!?

日本の空を、楽しもう!


ハミングバードディパーチャーはこちらの記事もみてね
(^^



[PR]
羽田空港には4本の滑走路がある。
a0226258_21345205.jpg
北風と南風、風向によって離着陸に使用される滑走路のフォーメーションは違うのだが、
冬場に多いのは北風運用。着陸は平行する34R(C滑走路)、34L(A滑走路)が使用される。

平行滑走路なので、タイミングがあえば同時に着陸するケースもある。
2017年2月10日。この日は、搭乗機がたまたまそのチャンスに恵まれた♫

乗っているのは伊丹初羽田行きNH14便、機材はB787-8。
ロールスロイス社製ジェットエンジン「トレント1000」に書かれたロゴがまぶしい(^^)/

房総半島上空で左の上を飛ぶANA機に気付いたのだが、高度差があったのですぐに見失っていた。
搭乗機は向かって右側の滑走路34Rへアプローチ。ふと窓を見ると、富士山や横浜ベイブリッジをバックに飛ぶANAのB767を発見。どうやら先ほど見かけた機体だろう。一気に高度を落として34Lへと着陸するようだ。

そこから慌ててiPhoneで撮影したのがこの映像。
画質が良くなくて申し訳ないのだが、ぜひご覧になっていただきたい。

富士山をバックに着陸するトリトンブルーのB767!
素敵なシーンだと思うよ!



雪をいただく富士山をバックに着陸するB767! ゾクゾクするシーンだよね♫
これがあるから、飛行機に乗るのはやめられない。
日本の空を楽しもうよ!



[PR]
自分が乗った飛行機の影が雲に映り、その回りを虹色の輪が取り囲んで見える現象、
それが「ブロッケン現象」と呼ばれるシーンだ。
a0226258_693677.jpg
2011年2月14日 伊丹発羽田行きANA24便、B777-300機56A席から 

「グローリー」、「光輪」、「ブロッケンの妖怪」とも呼ばれるこの現象。
ドイツのブロッケン山で、峰に立った自分の背後から太陽の光が差し、
前方の雲(霧)に映った巨大な自分の影の周りに、虹のように環がよく見られたことから、
この名が知られるようになったそうだ。

同じような高山や飛行機からも見ることができる現象で、
日本では仏の背後の光環を思わせるので、ご来迎(らいごう)ということもある。


飛行機からブロッケン見るための条件は二つ。

その1)太陽とは逆側の窓際席に座ること。
北半球の場合は北側の窓、すなわち伊丹→羽田ならA席、羽田→伊丹ならK席に座ること。
お昼前後の時間帯のフライトなら、ほぼ真横の位置に影ができるはず。

その2)影を映すスクリーンとなる雲が広がっていること。
薄くじゅうたんのように広がった高層雲がベストだが、
積雲や雨を降らす乱層雲の上にも見ることができる。
a0226258_7524753.jpg
2007年10月31日 伊丹発羽田行きANA26便、B777-200機43A席から 


このブロッケン現象、実はこれから冬場にかけて太陽高度が低くなる時期が狙い目!
夏場は太陽高度が高く影が飛行機の真下にできてしまうので、
窓に顔を押し付けるようにして下を覗き込まないと見つけられない。

しかし、冬場は太陽の光が斜めからあたるため、
自機の影は離れた場所にでき、ブロッケン現象を見みつけやすくなるのだ!

北側の窓側席でフライトするチャンスがあれば、
ぜひブロッケン探しにチャレンジしてみて!
運が良ければ「妖怪」に出会えるかもしれないよ。


▲こちらは羽田空港へのアプローチ映像。
自機の影が近づいたり遠ざかったり…
虹色の環、ブロッケン現象も!


日本の空を、楽しもう!

[PR]