伊丹空港は飛行機好きにとってはたまらないロケーション。
中でも有名なのが千里川土手、滑走路のすぐ手前のスポット。
頭上数十メートルを降りてくるB777の迫力は恐怖を感じるほど!

自分をめがけて突っ込んでくるような錯覚をおぼえ、
徐々に高鳴るエンジンの音、そして巻き起こる風に圧倒される。
朝夕の着陸ラッシュ時には3機、4機と列をなして降りてくる飛行機の灯りがドキドキものだ。

近くに駐車場がないのが不便なのだが、自転車もしくは徒歩で訪ねてみて!
阪急宝塚線岡町駅にはレンタサイクルもある。

阪急レンタサイクル

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2017年4月27日追記
Googleさんが千里川を題材にしたCMを始めたようです〜!

コインパーキングも少しできていますが、いかんせん数が少ない。。。
だからといって、迷惑駐車はダメだよ〜
(駐車違反の取り締まりも増えそうだし)


ルールを守って
日本の空を、楽しもう!!



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空港内で航空機を移動させる特殊なクルマを見たことがあるだろう。「トーイングカー」もしくは「トーイングトラクター」と呼ばれている、いかついカタチをした力持ちだ。出発時に飛行機の前輪に専用の棒「トーバー」を接続して、プッシュバックさせている姿はどこの空港でもよく見かけるシーンだ。
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▲伊丹空港でB777をプッシュバックしているトーイングカー
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▲左のオレンジ色の棒が「トーバー」。B747用、B737用など機種によってバーの仕様が違っている

この特殊車両には「トーバーレス・トラクター」または「トーバレスタグ車」と呼ばれるものもある。トーバーで押したり引いたりするのではなく、飛行機のノーズギア(前輪)を抱え込むようにして持ち上げて移動させる高機能タイプのクルマだ。時速30km程度の高速移動ができるため、羽田空港などの大規模空港で活躍している。伊丹では見かけない車両だ。

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▲羽田空港でトーバーレス・トラクター「コマツWZ4000」に牽引されるB767。ロゴが「全日空」と漢字で書かれている。ちょっと古い写真だ(^^;)


ある日、羽田空港第2ターミナルのデッキから、B777がトーバーレス・トラクターによって乗客搭乗用のスポットに牽引されてくる様子を追っかけてみた。
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▲黄色のセンターラインに沿わせるように、角度をつけて進入してくる
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▲脇に立つ女性スタッフが停止位置を指示
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▲オッケー! 停止位置は機種によって違うので、B777用の場所でストップ
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▲クルマに搭載されていた脚立をおもむろに取り出したスタッフ、、、何するの?
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▲前輪の脚に沿わせるように脚立がセットされている。あれ、女性スタッフはどこ…? と思ったら、何とコクピットに人影が!!
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▲上の写真を拡大したもの。機長の座席で頭上のスイッチを操作する女性スタッフ! パーキングブレーキや機内エアコンを操作しているのだろうか? 

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▲しばらくすると、女性スタッフの足が見えてきた。操作を終えて降りてきたようだ。どうやらB777にはノーズギア(前輪)からコクピットへ抜ける秘密(?)の通路が存在しているみたい。この通路があるから、パイロットや別の要員をコクピットへ配置しなくても、機体の移動が素早く効率的にできるのだろう! 

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▲駐機セッティングが完了したら、脚立を元の位置に仕舞う
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▲トーバーレス・トラクターは前進して、機体のタイヤには車止めをセット
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▲ボーディングブリッジが伸びてきて、左からはメンテナンスの作業車両も横付けされた。もうすぐ乗客がやって来る時間だ♫


通常のトーイングトラクターはパイロットが搭乗している際に、機体を動かすことがほとんど。“忍者の抜け道”のようなノーズギアからコクピットへの通路は、トーバーレス・トラクターが動くときにだけ見られるシーンなのかもしれない。もし羽田空港で、トーバーレス・トラクターを見かける機会があれば、その動きを観察してみて! 


最後におまけ情報。写真のトーバーレス・トラクター「コマツWZ4000」は運転席の位置が上下する機構を備えている! 上の2枚の写真、よく見ると運転席下の暗くなったスペースの高さが違うことがわかるはず。前進と後進、もしくは牽引時と単独運転時で運転席高さを変えるのだろうか? カッコいいよね!!
実はこの車両、トミカのラインナップにも入っていて、ミニカーでも運転席の上下動は再現されている! こちらの動画を参考に〜


空港に行ったら、働くクルマもチェックしてね!

日本の空を、楽しもう!




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ここ数日、恐ろしいほどの暑さが続いている。
そのおかげか、毎日のように夕暮れ時には空が焼け、“マジックアワー”を楽しませてもらっている。

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太陽が沈み影が失われて漆黒に包まれるまで、刻々と彩りが変化していくわずかな時間がマジックアワー。
なかでも、飛行機からの“マジックアワーは格別なひととき。上空は遮るもののない宇宙だから、オレンジと漆黒とのグラデーションは、地上とはまた違った色合いをみせてくれるのだ。。。
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▲2013年7月16日19時40分。福岡〜伊丹、B737からの夕暮れ。

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▲2011年8月29日18時30分、羽田〜伊丹、B777からの富士山


飛行機は時速700kmから800kmで移動しているため、太陽を追いかけるフライト、西ヘ向かう便では地上よりもマジックアワーを長く楽しむことができる。逆に東に向かう便ではスペシャルな時間も短い。夕方の便、窓側の席を確保できたのなら、ぜひ貴重な時間を堪能してほしいな!


マジックアワーも、日本の空を、楽しもう!


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太陽の光がつくりだす“虹色”
2007年9月5日、午後3時過ぎ、羽田から伊丹に向かうフライトからのワンシーン。
夏の終わり、水蒸気が多い空を突き進む瞬間、翼の上に虹色が出現。
機材はB777、翼にはボーテックス・ジェネレーター(vortex generator)に沿って乱流の筋がうっすら見えている!
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このシーン、ちょうど機首方向に太陽があるはず。
雲の水滴を通って差し込む日射しが、プリズムにように虹色をみせてくれたのだろう。
雲間を飛ぶフライトでも、どんな素敵なシーンが待っているかわからないもの、、、



ちなみにボーテックス・ジェネレーター(vortex generator)とは、翼の上に取り付けられたカマボコ板のような突起物のこと。乱流発生装置といった意味になるのだが、その名の通りにわざと空気の流れに渦を発生させるための装置だ。空気の流れが翼からはく離すると“失速”という恐ろしい現象を招くのだが、コントロールされた渦をわざとつくることではく離を防いでいる。空気の流れを目で見ることは難しいのだが、水蒸気量や温度など一定の条件が揃うと現れてくるから面白い!
クルマのエアロパーツにも形状は違うがボーテックス・ジェネレーターを装着しているものがある。
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▲最初の写真と同じB777−200(JA705A)の翼上面
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▲こちらもB777の翼。ボーテックス・ジェネレーター(vortex generator)が等間隔で取り付けられている
奥に見えているのは雲から頭を出した富士山(^^)/



日本の空を、楽しもう!



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by airbornjapan | 2015-07-23 20:53 | Comments(0)