伊丹と成田を結ぶNH2176便・2179便は国際線仕様の機材が国内線を運行する珍しい路線。
最近はB767、B777、B787の3つの機材が日替わりのようにアサインされているので、色々楽しめる。
昨日2017年2月6日は、世界初のB787(運航機材として)であるJA801Aが飛んでいたよ。

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朝日に染まる“彩雲”の上を飛ぶJA801A


⇒2011年に国内線に初登場した頃、初号機を利用した搭乗記録はこちら
大阪から東京へ行くために、わざわざ岡山経由で飛んだのだ〜懐かしい。。。


⇒彩雲とは? 虹色の雲はすべてが彩雲ではない。見分け方はこちらを参照♫
彩雲の虹色は、鯖の模様にもみえなくないね、、、(^_-)

日本の空を、楽しもう♫


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トラブルが続くANAから、こんどはかなり深刻なトラブルが発表された。
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世界で初めて導入したB787のエンジンに問題があり、改修作業のため欠航便が継続して発生するというのだ。
(AviationWireさんのこちらの記事に詳しく書かれている http://www.aviationwire.jp/archives/98012

問題が発生したのはロールスロイス社製の「トレント1000」型エンジン。発表資料によると2016年に入って3度のエンジントラブルで離陸空港に緊急着陸する事例がおこっている。

1)2月22日 クアラルンプール発成田行きNH816便
2)3月3日 ハノイ発羽田行きNH858便
3)8月20日 羽田発宮崎行きNH609便 

さらに、原因は違うとされるものの、離陸時のエンジントラブルで緊急中断した事例が
4)8月15日 成田発上海行きNH692便
そして発表当日の朝にも離陸中のトラブルによる緊急着陸事例が発生し、原因がまだはっきりしていない。(⇒ANAのリリース
5)8月25日 羽田発福岡行きNH241便 

怖いのはいずれも離陸中で、高度がそれほど高くない状況でトラブルが発生していること。旅客機は片方のエンジンだけでも飛行できる性能はある。しかし、2つのエンジンが同時に停止すれば、あとはグライダーのように滑空するしかできない。高度が低ければ滑空の余地もない。これだけトラブルが続くと、2機のエンジンが同時にストップする緊急事態の可能性も心配してしまうのが人情だ。


「ハドソン川の奇跡」と呼ばれる事件があった。離陸直後の高度850mという低空でバードストライクしたA320型機の両エンジンがストップ。空港に引き返すことも不可能だったが、機長の奇跡的な操縦によってハドソン川に不時着して、無事に救助されたという事件(映画化され2016年秋の公開予定)。詳しくはWikipediaさんの記事を参照して欲しい。

ANAのB787も両エンジンがストップして海上に不時着、「東京湾の奇跡」という事態だけは避けなければいけない。そのためには、徹底的に問題を排除してほしい。



実は、ロールスロイスのエンジンはA380に装着された「トレント900」型でも、飛行中にエンジンが破損し機体を損傷させるという、重大トラブルを発生させている。原因は設計通りに製造管理が行われていなかったこと(詳しくはこちらの記事を参照
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▲カンタス航空のA380型機でのエンジン破損事故(写真はREUTER、WSJさんより引用)


ロールスロイス社の品質管理は信頼できるのか?
そんな不安を抱いてしまうよ。

B787に搭載された「トレント1000」型は、787用に開発された最新型。そして、787を世界で初めて運航させたのはANA。そのため、いちはやく不具合が出現するのもANAの機材から、という背景があるのだろう。であれば、改修作業も速やかにANAから完了させておくれ!


日本の空を、安全第一で楽しもう、、、!



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ジェットエンジンに魚のひれ、フィンのような板がついているのをご存知だろうか? 
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▲上からB737、B777、B787のエンジンと微妙にカタチの違う「ストレーキ」

「ストレーキ」「ストレーク」、または「チャイン」と呼ばれる部品なのだが、このフィンが飛行機にとって大切な役割を果たしていることを知っている人は少ないかもしれない。。。2016年7月12日、B787-9のフライトで、「ストレーキ」の働きをムービーに残せたのでご紹介しよう!

伊丹空港からの離陸シーン、40秒あたりで「ガタン」を音がしてメインギアが地面から離れエアボーン! その直後、エンジンについたひれ「ストレーキ」から一筋のチューブ、リボンのようなものが出現したのがわかるだろう。これはストレーキによって流れを変えられた空気が、渦をつくりながら流れる姿が可視化されたもの。渦をつくることで空気のはく離を防ぐための装置が「ストレーキ」なのだ。
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離陸の際、エンジンは推力を生み出す一方で、翼への空気の流れを乱す巨大な障害物でもある。放置すると空気は翼からはがれて失速の原因となる。空気の流れを整えて渦をつくることで、翼からのはく離を防ぐのが「ストレーキ」なのだ。映像では、見事に翼のカタチに沿って流れる渦を確認できる! そのあと、翼の上に「ベイパー」も確認できる。翼の上を高速で空気が流れて瞬間的に気圧が低くなり、水蒸気が飽和して雲をつくり出しているのが「バイパー」「ベイパートレイル」とよばれる現象だ。

ただし、ストレーキの生み出す渦を見るためには条件がある。
(ベイパーも同じ)
●離陸した直後など高迎角の機体姿勢
●空気中に水蒸気が大量に含まれていること

梅雨時や雨模様のフライトで、エンジンが見える席をキープできたなら「ストレーキ」や「ベイパー」に注目してみてほしい! 運が良ければ、翼の上を流れる空気を目で見ることができるから!


雨のフライトは景色がみえない、ってがっかりする必要はない。
雨の日ならではのシーンに出逢えるかもしれないよ♬
雲を抜けるとこんな空が待ってくれているしね(^_-)
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日本の空を、楽しもう!

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2016年6月16日、久しぶりの東京往復フライト。往路のNH16便はB787-9(JA833A)、雲海から頭をのぞかせる富士山と、日本刀のような「反り」をもつ翼のコラボもみられて楽しかったのだけど、ひとつ残念なことが。。。
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以前も書いたことがあるのだが(こちら)、787-9の窓側A席には足元にとても邪魔な鉄の箱が鎮座している。まるで外付けハードディスクな物体に、またもや遭遇した。
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▲左脚がぶつかる…脚を伸ばすためにはカラダをねじらなければならない
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▲B席の上から広角レンズで。AとBの間には広い空間ができるが、隣席の人と脚がぶつかると気まずい空気が流れそうだ・・・


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▲DFG席にも2つの“外付けハードディスク”が…

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チェックしてみるとA席だけだはない。図面のように3×3×3のシート配置になっている国内線仕様のB787だが、A、B、D、G、J、Kに鉄の箱が設置されていることがわかった。

「これは何? 787だけなの?」とCAさんに尋ねたところ
「電子機器が入っています、B777にもついていますよ」…
やはりハードディスク? いや、さすがにそうではないようだが、何が収められているかはCAさんもご存知なかった。
しかし、B777にもそんなのあったっけ? と思い、復路のNH33便B777-200(JA701A)で座席の下をみると。。。


あったよ、、、!
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▲ABCのブロックにはB席にだけ設置された黒い鉄の箱。
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▲DEFGのブロックには、DとFの2箇所に設置されている。

こんな箱、以前はなかったように思うのだけど、気がつかなかっただけなのか? どうも後付けっぽいので最近設置されたのではないかと思う。

他のエアラインや、エアバス機などでもこういった箱が設置され、不評をかっているようだ。例えばウォールストリートジャーナルのこの記事http://jp.wsj.com/articles/SB10580876513169934209404580541232612199648
IFEと呼ばれる機内のエンターテイメント機器(IFE In-Flight Entertainment)が収められているようだが、ANAの国内線には座席モニターなどはついていない。せいぜいオーディオのみだ。音楽を聴くためにこの箱なのだろうか?? 何が入っているかご存知の方は教えていただけるとありがたい。

いすれにしても、1時間程度の国内線ならなんとか我慢できても、長時間の国際線フライトでは結構カラダにつらい“拷問フライト”になりそう。。。限られた空間だからこそ、もう少しカラダに優しいインテリアセッティングにしてほしいものだ。
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▲復路の44A席からみた奈良盆地。田に水が張られ、いよいよ田植えの季節をむかえている。二ヶ月もすると一面が緑の稲で覆われるだろう

脚が伸ばせないこともあるけれど、それを癒やしてくれる景色があるから…
日本の空を、楽しもう!!




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2011年11月1日、世界で初めてBoeing787を導入したANA。
2015年12月末時点では787-8を35機、787-9を9機を有する787最大のユーザーだ。そして、787による商業フライトが、ついに10万回を突破したそうだ。いくつかのトラブルも合ったが、今はまさに主力機! すごいね!
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▲787の主翼はアスペクト比が高く、しなりも大きい。切れ味鋭い日本刀のようにもみえる!

初めて787に乗ったのは就航してまもなく、11月17日の岡山⇒羽田便。新幹線キラーとして役割をになった787は広島〜羽田と岡山〜羽田を最初の商業路線としていた。大阪から東京へ出張する際に、伊丹から乗らずに新幹線で岡山まで戻って787に搭乗したのが懐かしい!
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▲岡山空港での搭乗機JA801A、初号機と2号機のみの特別塗装、通称「鯖塗装機」

その時のフライト記録はこちらに記載しているので、お時間のある方は見てね(^^

レポート第1弾 「787に初搭乗! ノーズギアに見つけた「全日空」



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深夜に羽田と那覇を結ぶギャラクシーフライトが7月17日からスタートしたが、
実は、羽田と佐賀間では「忍者フライト」とも言えそうな深夜貨物便が運航されている。
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▲羽田空港、34Rからの離陸。横浜方面が見えている。
空には半月(^^)/

“忍者フライト”のダイヤ 
 羽田発佐賀行きNH8553 羽田1:05発 佐賀2:55着
 佐賀発羽田行きNH8554 佐賀3:50発 羽田5:30着

忍者フライトは昼間には飛来しない最新鋭のB787での運航。佐賀の人たちは787を見たくても、真っ暗でよく分からないかも。。。残念! この便では胴体下の貨物室だけを使って荷物を輸送しているのだが、客室は空っぽなのだろうか?
誰もいないはずの客室から、CAコールが鳴ったりすると怖いだろうなぁ、、、
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▲FlightRadarをみると、今日も元気に飛んでいた〜!


こちらは以前もお伝えした羽田と那覇を結ぶ“ギャラクシーフライト
 羽田発那覇行きNH999 羽田22:55発 那覇1:30着
 那覇発羽田行きNH1000 那覇3:30発 羽田5:50着
※999便は日曜日発、1,000便は月曜日発をのぞく週6便運航予定
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夜でも、、、日本の空を、楽しもう!
(肉眼で飛んでいる姿はチェック出来そうにないのだけど、、、)


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本日、B787の初号機ZA001が中部国際空港・セントレアに到着した。
ボーイングカラーの787を出迎えようと、たくさんの人で賑わったようだ。
初号機が日本のセントレアで展示されるのなら、2号機はいずこへ?

調べて見ると、こんな記事があった。

ボーイング、787のZA002をピマ航空宇宙博物館に正式に寄贈

どうやら、アリゾナの博物館で展示されているようだ。
ローンチカスタマーであるANAカラー塗装された2号機は
世界中を巡ってB787のお披露目をした機材でもある。
2011年7月5日には伊丹にも飛来し、大興奮の1日を過ごしたのが懐かしい。。。

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▲千里川のみんなから大歓声! 翼がしなってる〜!!!
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▲B787、伊丹に初めてのタッチダウン!!
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▲お見送りはみんなで〜
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▲先輩格のスターアライアンス塗装B777。
「やっと来たわね♫ 待ちくたびれたわよ〜(^_-)」って言ってるみたい





日本の空を、楽しもう!

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ドアをくぐって思わず声を上げてしまったのが、LEDライトによるレインボー照明のお出迎え。
目を丸くして「おぉ~」ってつぶやくと、CAさんが
「この照明はご搭乗の時のみのです」とのこと。
ウェルカムサプライズ、ってとこだろうか。
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確かに、ずっとこの照明だと落ち着かない。国際線での長距離フライトになると
夕暮れ、夜明け、深夜、食事などのシーンにあわせたライティング演出が行うのだろう。
こちらは後方から前方をみたところ。横に2・4・2の座席配置。
中央の4席の中央部分には少し空間が設けられているので、隣人との肘掛け争奪バトルにエキサイトしなくてもすみそうだ。
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座席のヘッドレストは上下に移動可能。小ワザが効いている。
シートは、スライド式のリクライニングなので、後ろの座席に気を遣わなくても大丈夫だ。
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話題の電子シェードは数十秒かけて色が変化していく。
最大シェードにしてもブルーの向こうに機外の景色が見える。
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機内オーディオは目の前のリモコンで操作。
ルートマップには対気速度はもちろん追い風速度、機首方位まで表示され、見ていて楽しい。
このときは対気速度474マイル、追い風79マイル、機種方位98度と表示されていた。
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リモコン裏面にはミニサイズのキーボードとゲームコントローラー。右下にはUSBジャックもある。
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このキーボードとモニターを使って機内座席同士でメール送受信ができるそうだ。
離れた座席に座った家族と話すため?それとも素敵な女性にアプローチするため?
楽しく使えそうだなぁ。

iPhoneとの比較でわかるように、座席テーブルは777などの国内線よりもかなり広い。
近距離国際線仕様で機内食サービスを想定しているからだろう。
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上空ではLED照明も薄いブルーに。
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こうして見ると機内はとても明るく、広々としたとした印象。
777よりも胴体直径は狭いはずだが、天井が高いことと、最大級の窓から自然光が入ることで
機内に開放感をもたらしている。
意識しない部分でも快適性が高められている印象だ。

さらに、787は軽量で強固なCFRP(炭素繊維複合材)の特性を活かし、機内の与圧が高められている。従来機は高度2400mの山と同程度の気圧だが、787は高度1800m程度に調整されている。

実は、乗っている間は高い与圧の事は意識することがなかった。
しかし翌日の復路便での777-300で伊丹空港に向けて高度を下げる際、
耳が痛くなり787との違いを再認識した。
感覚値として、777は747や767よりも耳が痛くなることが少なく、
与圧がしっかりしているとい思っていのたが
それ以上に787が快適だということだろう。


ギャレーはバーカウンターのような雰囲気。
国際線に乗れば、ここでカクテルなんかをオーダーできるのかな。
長距離フライトにも乗ってみたいね!
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次は機外の景色をお届けしよう!

レポート第3弾「これぞ787! ピカピカの白い翼」は こちら

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いけない、まだ787の搭乗記を記載していなかった。。。

2011年11月17日、岡山から羽田へのフライトNH654。機材は受領1号機、特別塗装のJA801Aだ。
東京での仕事のため、通常なら大阪モノレールで15分の伊丹空港から乗ればいいのだが、
「岡山から787に乗れば?」と悪魔が耳元でささやきかける。。。

少しだけ(?)の遠回り、これは行くっきゃない!

朝7時過ぎ、西へ向かうの新幹線「のぞみ」に乗り、まずは岡山空港での出会い。
「いた! 特別塗装の787」
ちょうど「8」の字の下にあるカーゴドアを開けた姿(Instagram)
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まずは外観を見ていこう。
滑らかに美しく反り上がったレイクドウイングチップ。外観上の一番の特徴とも言えるだろう。
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燃料は左翼から補給するようだ。
地上スタッフも、新しい機材への給油は緊張するだろうね。
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エンジンはロールスロイス製「トレント1000」。ロゴが輝いている!
エンジン後部は波形にカットされたシェブロンノズル。騒音低減効果があるそう。
機体サイズは767と同じくらいだがエンジン直径は大きくなっているため迫力があるね。
ファンの先端はグルグル渦巻きの塗装。
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ノーズギア(前輪)にはオレンジ色もまぶしい新品のトーイングバーが取り付けられている。
タイヤの上に見えるえんじ色のリボンに何か書かれている。
拡大してみるとどうやら「全日空」の文字みたいだ。何かのおまじないだろうか?
787に全日空、面白いもの見つけたよ。
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主翼の付け根はグラマラスなくびれを持った、ふたこぶの形状に。
機体断面積の変化を小さくすることで空気抵抗を減らす効果がある「エリアルール」設計らしい。
主翼中央の太い部分は、胴体にくびれを作ることで断面積の変化率を抑えている。
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NH654、もうすぐ搭乗だ。
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ボーディングブリッジから1枚。
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いよいよ機内へ!

レポート第2弾「787の機内はさりげなく快適、発見もたくさん!」はこちら
レポート第3弾「これぞ787! ピカピカの白い翼」はこちら

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