次々と来襲する台風。
この週末は大荒れの天候が予想され、被害も心配。。。
だけど、台風がもたらす大規模な大気現象は、“非日常”の風景を見せてくれることもある。
これは2015年7月、伊丹空港を離陸したJAL3002便、成田行きのB777-300ERがつくり出した虹色の雲、ベイパーだ!
B777-300ERは新しい政府専用機にも採用された大型機。通常はこんなルートは飛ばないのだが、この日は台風11号が上陸する前で、水蒸気を大量に含んだ東寄りの風が強く吹いていた。東風・南風が強くなると伊丹空港は通常とは逆向きの滑走路を使用する14(ワンフォー)運用となる! 我が家の上空を低空で上昇するB777がみせてくれたのが翼の後ろで輝く虹色のベイパー♬
14運用と、大量の水蒸気。
B777の虹色ベイパーは、台風がもたらした条件が重なったことで出現した非日常の風景なのだ!
同じ時刻、はるか上空を巡航す旅客機も虹色のコントレールを見せてくれた。
伊丹空港では昨日(2018年8月20日)も一部の時間帯で14運用が行われていた。こちらは台風19号と20号が作り出した大気の渦で、大きな目玉のようにもみえてくる…。2018年8月21日5時現在、すでに東寄りの風が強い。週末にかけてしばらく14(ワンフォー)のチャンスが続きそうだ。非日常のシーンを期待したいな...
台風への備えも忘れずに、日本の空を楽しもう!