リボンのベイパー
2011年 09月 06日
いったいどれだけの水蒸気を南の海から運んできたのだろう。
昨日、東京へ日帰り出張した際、行きのNH24便からみた関東上空の雲。
高い空には巻雲もあるが、その下には台風に吹き込む湿った空気の雲の固まりもたくさん見られる。
フライト途中、翼の先から「リボンベイパー」を発生させている瞬間があった。
着陸間際には翼の先端から引きずるリボンを見たことがあるが、上空では初めて。
よほど、水蒸気量が多かったのだろうか?
(薄くて見えにくいが、翼端から流れる白い筋)
雨の日や、湿った空気が流れる島では良く見られる「リボンベイパー」、
こちらは2008年7月、宮古島での写真。
今回の出張、
「台風通過後で雲が多いし、富士山も見えないだろう」
「一眼レフに望遠レンズ、広角レンズ、重たいからなぁ」
「帰りは夜で、翼の上した座席指定が取れてない」
「でも、何かあるかもしれななぁ。。。」と、さんざん迷った末に
デジタル一眼カメラを持たずに軽装備で臨んだ。
(機窓からの写真はiPadでの撮影)
結論から言うと「持たずに後悔」よりも「持って後悔」が正解!
広角や望遠レンズで撮りたいシーンは、やっぱりたくさんあったなぁ。