787に初搭乗! ノーズギアに見つけた「全日空」
2011年 12月 05日
2011年11月17日、岡山から羽田へのフライトNH654。機材は受領1号機、特別塗装のJA801Aだ。
東京での仕事のため、通常なら大阪モノレールで15分の伊丹空港から乗ればいいのだが、
「岡山から787に乗れば?」と悪魔が耳元でささやきかける。。。
少しだけ(?)の遠回り、これは行くっきゃない!
朝7時過ぎ、西へ向かうの新幹線「のぞみ」に乗り、まずは岡山空港での出会い。
「いた! 特別塗装の787」
ちょうど「8」の字の下にあるカーゴドアを開けた姿(Instagram)
まずは外観を見ていこう。
滑らかに美しく反り上がったレイクドウイングチップ。外観上の一番の特徴とも言えるだろう。
燃料は左翼から補給するようだ。
地上スタッフも、新しい機材への給油は緊張するだろうね。
エンジンはロールスロイス製「トレント1000」。ロゴが輝いている!
エンジン後部は波形にカットされたシェブロンノズル。騒音低減効果があるそう。
機体サイズは767と同じくらいだがエンジン直径は大きくなっているため迫力があるね。
ファンの先端はグルグル渦巻きの塗装。
ノーズギア(前輪)にはオレンジ色もまぶしい新品のトーイングバーが取り付けられている。
タイヤの上に見えるえんじ色のリボンに何か書かれている。
拡大してみるとどうやら「全日空」の文字みたいだ。何かのおまじないだろうか?
787に全日空、面白いもの見つけたよ。
主翼の付け根はグラマラスなくびれを持った、ふたこぶの形状に。
機体断面積の変化を小さくすることで空気抵抗を減らす効果がある「エリアルール」設計らしい。
主翼中央の太い部分は、胴体にくびれを作ることで断面積の変化率を抑えている。
NH654、もうすぐ搭乗だ。
ボーディングブリッジから1枚。
いよいよ機内へ!