これぞ787! ピカピカの白い翼
2011年 12月 07日
一番印象的だったのはやはりこれ、ピカピカの白い翼。

炭素繊維複合材製の主要部材だけでなくフラップやフラッペロンまでも白い。
ちなみに、飛行中に上下に動いて翼に上下の力を加えるが「エルロン」、
離着陸の際に翼が下後方に伸びて揚力をプラスするのが「フラップ」だが、
787では「フラッペロン」と呼ばれ、フラップとエルロン両方の役割を兼ねている。
翼の真ん中・後方で板状に下を向いている部分、これがフラッペロン。
安定して飛んでいる時でも、よく見ているとフラッペロンは微妙に上下に動いて姿勢を制御していた。
また、この白い翼は、非常にしなる翼でもある。

離陸前と上空での写真を見て欲しい。
左は岡山空港の駐機場、右が巡航状態の主翼。レイクドウイングチップがきれいに反り上がっている。
2本の黒いラインの角度を見れば一目瞭然だ。
飛行中には気流の乱れにより翼が上下に揺れ動く事があるが、その揺れ幅、しなり幅も大きい。
787で翼の横、もしくは後ろの座席に座ったなら、ぜひ「翼のしなり」を楽しんでみてほしい。
こちらは伊丹空港飛来時の着陸時の姿、反り方がよく分かる。

この日は視程もよく、中部国際空港セントレアがきれいに見えていた。

この787の主翼は東レの炭素繊維複合材を使用して三菱重工業で作られたもの。
シアトルのBOEING工場までは「ドリームリフター」という鯨のような貨物機で運ばれて組み立てられる。
眼下に見える中部地方は、この白い翼の故郷であり、故郷を旅立ったのがセントレアなのである。
こうして日本の空を飛んでいる姿を見ると、感慨深いものがあるね。
到着後の羽田空港では、次の広島までのフライトの合間に地上スタッフ達が
カーゴドア開閉を繰り返していた。徐々に増えていく787に備えての習熟訓練も進んでいるぞ!
早く、伊丹にも飛んできてくれよ!!


