飛行機の着陸間際、滑走路わきで光る紅白の4つの灯りをご存知だろうか?
P型進入角表示灯(PAPI)と呼ばれるこのライトが果たす役割をご紹介しよう!
https://www.facebook.com/ana.japan/videos/836492436398002/
着陸の際に機外前方の景色をモニター画面に表示してくれるサービスがあるが、よく見ると滑走路の横に4つの灯りが確認できるはずだ。これが「進入角指示灯」と呼ばれる重要な機器。飛行機は「3度」という非常に浅い角度で滑走路を目指して降下してくる。安全に着陸するために、パイロットの視点からみた進入角度を視覚的に伝えてくれるのが「PAPI」なのだ。
PAPIは進入角度によって、見え方が違ってくるように調整して設置されている。
○○○○ 進入角度が大きすぎ
○○○● 角度がやや大きい
○○●● 正しい進入角度
○●●● 角度がやや小さい
●●●● 角度が小さすぎ
上記の着陸シーンでも○○●●となっているのが確認できるはず!
▲伊丹空港ライブカメラのキャプチャ画像。すべて●●●●となっているが、これはカメラの設置位置の影響(^^;) 飛行機は安全に着陸しているのでご心配なく。通常とは逆の「ランウェイ14」運用時の一枚で、ランウェイ32の時にはこの灯りは消えて反対側が点灯している。
着陸するとき、PAPIライトが見えたなら、ちょっとドキドキするかもね!
いや、ドキドキするよね!!
日本の空を、楽しもう!