燃油サーチャージはゼロになるけれど、国内線の航空運賃が下がらないのはなぜ?
2016年4月から、国際線旅客運賃にプラスされていた「燃油サーチャージ」がゼロになる。1バレル30ドルを下回った、国際的な原油価格下落の恩恵だ。燃油サーチャージとは燃油特別付加運賃のことで、原油価格が高騰した際、航空燃料費用の一部を利用客に負担を転嫁するもの。以下の文はANAのWEBサイトより転載。
燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)とは?
燃油特別付加運賃とは、原油価格の高騰に伴い、企業努力で吸収しきれない航空燃料費用の一部をお客様にご負担いただく追加運賃のことです。本来、航空燃料費用は航空運賃に含まれるべきものですが、航空燃料価格の不安定な変動に対応するため、またお客様にわかりやすく提示させていただくため、通常の運賃とは別に収受させていただいております。
飛行機を飛ばすコストが高いときには顧客に負担を強いるというのなら、コストが低下したのなら国内線運賃も下がってもいいのでは? しかし、現実はそうなってはいない。グラフをみると右肩上がりのまま、10年前と比べて15%ほど上昇している。
グラフは伊丹〜羽田間のANA・ビジネスきっぷ料金の推移で、私が実際に購入した領収書をひっくり返して調べたもの。(ビジネスきっぷは自社ブランドカード利用者専用の運賃で、ビジネスユースの上顧客向け料金と考えれば良い)
一方、燃油サーチャージはANA・近距離国際線の日本〜韓国間に適用された金額。(ブログなどから調べたものなので、ピックアップした時期によっては違っている場合もあるかもしれない)
国際線運賃は燃油コストを別立てにしていたが、国内線はすべて運賃に含んだ料金体系。2015年からは燃油サーチャージは減少しているが、運賃は逆行して値上がりしている。これはANAもJALも同じ、伊丹〜羽田間の国内線運賃は高止まりのままなのだ。売れるなら、この値段のまま売っていこう、ということか。。。
伊丹〜羽田間の国内線運賃は赤社・青社横並びで同一運賃。競争もなにもない。発着枠の関係でLCCは参入できない路線だから、2社の寡占状態…。参考のため、2016年4月1日の普通運賃料金表を貼っておこう。


ご覧のように、ほぼ同一運賃。国内線運賃は国土交通省への届け出制なので、どちらかが値上げ(あるいは値下げ)すれば一方も追随する。そう、料金競争をしないのだ…。自社がトラブルの際には相手方へ振替輸送というケースもあるので、同一料金体系であれば計算も簡単というメリットもあるだが、やはり寡占の弊害のほうが大きいといえるだろう。
ちなみに、こちら同日のジェットスター。関西空港〜成田空港という違いがあるのだが、最低料金は4290円だ。
JALさん、ANAさん、運賃、高すぎだよ。もっと下げられるでしょう?
今度の東京出張は、Peachかジェットスターで成田まで飛ぼうかな。。。
あっ、そんな低運賃志向の客はLCCに流れてもいいって考えているのかな、赤社と青社は。
「マイル会員として囲い込まれているからANAで…」というだけじゃなくて、LCCも賢く使い分けるべきってことだね。
しっかり運賃も調べてスマートに!
日本の空を、楽しもう!
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