AIRDO(エア・ドゥ)は特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の運航を、7月29日に開始する。
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北海道の四季をコンセプトに、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」や道内の就航地の名所や自然をモチーフにしたイラストをB767型機にラッピングしたかわいい機体。
このB767-300型機、機体番号JA602AはANAで1998年登録され長年に渡って活躍してきた、機齢18年目というベテラン機材。以前は「モヒカンジェット」として愛されてきた機体だ。2009年〜2014年8月までの約5年間はモヒカン塗装だったが、その後通常塗装に戻されていた。7月2日には伊丹空港の整備工場に塗装を落とした白装束姿で入庫(?)し、塗り替えが進められているようだ。
▲ANAの旧塗装・通称「モヒカン塗装」をリバイバルしたレトロ塗装機。2010年伊丹空港にて。
▲JA602Aと書かれているのが分かる♬
JA602Aの経歴を振り返ると、花形社員として活躍後通常業務に戻り、その後本社からは外れるものの出向先に活躍の場を与えられたサラリーマンの姿を思い浮かべてしまったよ。こうして特別塗装を施されてスポットライトを浴びる機体もあれば、通常塗装のまま愚直に働き続ける機体もある…世界中を飛び回るヤツ、国内ローカル路線を地道に飛び続けるヤツ、、、いろいろ考えさせられるなぁ。。。
残念ながらAIR DO(エア・ドゥ)は関西エリアへは運行していないから、「ベア・ドゥ北海道ジェット」を伊丹空港でみられるのは最初で最後かも知れない。羽田へのフェリーフライトのスケジュールを調べなきゃ! JA602Aよ、可愛いクマの姿をまとって、北の空をとびまわるんだよ〜
ちなみに、AIR DO(エア・ドゥ)はANAと提携関係にあり、羽田〜新千歳間を中心に多数のコードシェア便を運航している。機材もANAからのリース機が多数を占めており、ANA時代にゴールドジェットとして活躍したB737-700(JA01AN)も現在はAIR DOで活躍中だ。
▲ゴールドジェットはJA01ANとJA02ANの2機存在。2005年に新造機としてANAに登録され、その後はトリトンブルーの通常塗装に戻り、JA01ANは2012年からはAIR DOへとリース中。
飛行機に乗るとき「この機体はどんな経歴を持っているのだろう?」
って調べてみると旅の楽しみも広がるはず。
機体番号は翼に記載されているし、CAさん聞いてみると優しく教えてくれるよ♬
日本の空を、楽しもう!