衝撃! B777を支えるメインギアの車軸が折れるなんて!

2018年6月29日、成田空港で発生した重大インシデント。大韓航空機のメインギア(主脚)が損傷して誘導路で立ち往生した事故だ。その報告書が運輸安全委員会から発表されている。(冒頭の写真は羽田空港で撮影した別の機材)
衝撃的なのは破損した写真。左右にあるメインギア(主脚)を支える合計12個のタイヤと6本の車軸。そのうち右側の後方車軸が真っ二つに折れている!
(※2点の写真は運輸安全委員会の報告書からお借りしました)
新幹線の台車にヒビ割れが生じて重大インシデントの指定を受けていた事故があったが、それと匹敵するような大きなトラブルだと言えそうだ。。。
原因は何か?
「事故“推測”委員会」が勝手に考えてみることにする。
1)ハードランディングのショック
B777のメインギア(主脚)は左右それぞれ3本の車軸と6つのタイヤから構成されているが、ランディング(着陸)の際に最初に接地するのは後ろ側のタイヤだ。フワっと羽根のように地面に降りるのではなく、ドスンとハードに着陸したならば、最大の衝撃が瞬間的に一番後ろ側のタイヤ&車軸に加わったと考えられる。「大韓航空機の操縦や着陸は荒っぽい。なぜなら空軍あがりのパイロットが多く、戦闘機のように操縦するから…」という話はよく聞く。今回のパイロットが軍隊出身者かどうかは分からないが、車軸が折れるようなハードランディングであったことは推測される。
2)B777のメインギアはステアリング機能がついた独特の形状
B777のメインギアには独自の「ステアリング機能」が設けられている。自動車のAWS(All Wheel Steering)と同じように、前輪とは逆向きに後輪が動くことで旋回性能を高める仕組みだ。通常の旅客機のメインギアはステアリング機能は持っていない。そのため、B777は一番後ろの車軸にだけ「ピボットピン」と呼ばれる独特な構造となっており、今回の事故ではこのピンの部分が真っ二つに破断していることが写真からわかる。
3)金属疲労の見落とし
新幹線の台車もそうだったが破壊は一気に生じたわけでななく、負荷がかかり続けることで金属疲労によって亀裂や破断が広がっていったものと考えられる。整備点検によって小さな傷やヒビ割れが発見できていなかったとしたら、整備ミスとも言える。また、メインギアは9年前に交換されたものという記載もある。
よって「事故“推測”委員会」が下した結論は以下の通り。
●B777独自の「ピポットピン」周りへの金属疲労の蓄積。
●それを発見・補修できなかった整備点検の不備。
●ハードランディンによる衝撃。
以上。
※これは、あくまでも“推測”であることをご了承ください
次の大韓航空機はB777だが羽田空港のもの。滑走路の路面との接地により右側のタイヤから白煙が上がっている。

こちらはANAのB777、伊丹空港。左側が先に接地している。
メインギアは同時ではなく、左右のどちらかでまず接地するケースも多い。事故のケースも右側の最後尾車軸1点でランディングのショックを受けたんだろうなぁ、、、
安全第一に。
日本の空を楽しもう!
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-238674761"
hx-vals='{"url":"https:\/\/abJapan.exblog.jp\/238674761\/","__csrf_value":"a63d9d469f4a4d366e522ee67c6496c1dcb272bac068b931b727fb8be98b39fd3e4cf5380305d2b5ea32df75813ce7e707573c5f62f6fc26eba152b128279efb"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">